広告掲載 & SEO
2008年04月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

« インビジブル2 | メイン | MacBook cover完成! »

スパイダーマン3

Spider-Man3
原題:"Spider-man 3"
シリーズ最高傑作!愛と勇気と友情と、憎しみと怒りと復讐と、人間のすべてが描かれたこのシリーズ、俺は泣きました。しかもアメリカはこうあるべき!という強いメッセージを込めたこの映画は全ての人たちに観てもらいたい。

Dr.オクトパスを打ち破るとともにMJをその手にし、全ての悩みを捨てて悪に立ち向かい始めたスパイダーマンことピーターはその活躍から今やN.Y.のヒーロー。MJにプロポーズすることも考えていたが、当のMJは初主演舞台を降ろされ落ち込んでいた。MJのそんな様子にさえ気付かずまさに「調子に乗る」ピーター。その彼の前に立ちはだかったのは、父の遺産を発見しゴブリンJr.としてスパイダーマンに復讐を企てるかつての親友、ハリーだった。さらにピーターの叔父を殺した犯人がちまたを騒がす怪人サンドマンだと知ったピーターは、叔父を救えなかったことの恨みを晴らすためサンドマンを追うが……。

三作目にしてサム・ライミは非常に大きなメッセージをこの映画に託してきた。復讐や恨みから闘うことは何も生まない……むなしさが残るだけ。その罪を「赦すこと」も必要なときがあるのだということを気付けと。それをアメリカ国旗を背にしたスパイダーマンに託したサム・ライミの本当の想いは「反戦」だ。その相手がサンドマンで「砂嵐」=中東での現在の戦争を意味しているのだ。「911への報復から始まった戦争を止めろ」という、そんな強いメッセージを込めたのがこの映画なのだ。
ここまでの筋立てを、ここまでの計算をあのライミがしていたのかと思うと実に驚く。しかもメッセージを伝えるだけでなく、アクションヒーローモノとして十二分に楽しませ、その想いに胸を熱くさせ、目頭を押さえさせる。超一級のエンターテイメントにして深い意味を持たせたこの映画は俺の観たこの1年あまりの間の間違いないNo.1だ。ああ、ここ何年の間待ちわびてきたのは正にこの映画だ。

主演はもちろんトビー・マグワイア。MJはキルスティン・ダンスト、ハリーはジェームス・フランコ。3人の友情は?憎しみは?愛は?それもまた見どころだ。そのほかのお馴染みの顔は皆出ていて、さらに「死霊のはらわた」以来のライミ監督の朋友であるブルース・キャンベルも楽しい役(笑)で登場している。
監督は最後までよく頑張りました、サム・ライミ。デビュー当時から知ってる者として俺はあんたを誇りに思うよ。次回作には一応"Spider-man 4"のクレジットも?ま、まだ話だけってことらしいけどね。

その深い意味を感じて身を震わすも良し、何も考えずにアクションシーンを楽しむも良し。とにかく140分とは思えないこの映画のボリュームを存分に楽しんで欲しい。俺の中では間違いなく今年最高傑作になるに違いない。
#映画に意味を見出そうとするのは日本人の悪い癖だと思うけどね、自分でもさw

|


Rerated Items

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.himajin.jp/mt32/mt-tb11.cgi/587

コメント

素晴らしい。
スパイダーマンてあんまり興味なかったんですが、先日USJでアトラクションに乗って、最近地上波で2を観たら、けっこう面白くて。
観に行きたいなあ〜

1、2とWOWOWで見たのですが、3も面白そうですね。

1,2と見てるならぜひ。最高でした。
あちこちの感想を読んで案外この「意味」を考えずに観てる人も多いんだなと。砂=イラクなんてのは普通に考えることだと思ったんだけどな。
4〜6を作るという噂もあるようで、その場合キャストは今のままではなくなりそうだけど、実現するのかなぁ……。これはこれで完結でいい気がします。

教会の鐘でスパイダーマンがヴェノムを引きはがすシーンは、それでもキリスト教的な価値観を棄てきれないアメリカ人のメタファーなのでしょうけれども。

『スーパーマン・リターンズ』も、キリストのメタファーとしてのスーパーマンが濃厚でしたし、9.11テロを思わせる飛行機事故が冒頭に来るというのも示唆的ですね。ベトナム戦争のトラウマが、ベトナム戦争物と言うべきジャンルを作ったのですが(スタローンの『ランボー』の原作者ディビッド・マレルに言わせると『STAR WARS』もベトナム戦争のやり直しとなりますが)、9.11テロ物とでも言うべきジャンルがここ数年生まれつつあるような気はします。

ライミが想定する、回帰すべきキリスト教精神というのがどういう物なのか、やや不明瞭な気はしますが。進化論を否定する原理主義的なキリスト教とはどう違うのか、そこがあまり見えなかったのは、映画の性格からして仕方がないのでしょうけれども。

ハリウッド映画にキリスト教的な価値観は数多く見られますよね。それはもう呆れるほどに。(笑)無信教(というか八百万の神を信じる)日本人にとってはあまりわからない部分なのかもしれないです。

911に関しては俺は陰謀論者なので(笑)、その事実(=でまかせ)を世界正義に置き換えるための方策として利用しているハリウッドが見えてくるのがイヤです。
そーいう意味でもこの映画のメッセージはアメリカ人に伝わって欲しい、というかその部分をちゃんと見て話題にして欲しいと思ってるんですけどね。
某掲示板でも同じような見方をした人がほんのちょっといたようですけど、考えすぎといわれて一蹴されてました。いや間違いなくこれはライミのメッセージだと思うんですが。

ライミの映画を見ていると果たしてこの人はキリスト教信者なのかなと思うこともありますが、おそらくそれは「死霊のはらわた」の3作目あたりで散りばめられているのではないかと思います。そう、この人も終末思想を持っている人なのかも。

コメントを投稿


※スパムフィルターのため、反応が鈍いことがあります。